イングランドW杯メンバー発表、フォーデンが意外な落選

イングランドW杯メンバー発表、フォーデンが意外な落選

イングランド代表は5月22日、2026年ワールドカップの26人大関を正式発表し、キャプテンのハリー・ケインが筆頭に名を連ねた。トーマス・トゥヘル監督は経験と攻撃の厚みを兼ね備えたメンバー構成を敷き出し、外界では依然として三獅子軍団を優勝争いの一角と見なしているが、フランススペインと比べると、安定性こそがイングランドが王座を狙う上での最大の未知数だ。

現在のFIFA男子ランキングでは、イングランドは第4位(1825.97ポイント)、フランスが首位に浮上(1877.32ポイント)、スペインがその直後の第2位(1876.40ポイント)となっている。本大会のグループリーグ戦の前两試合で、イングランド・フランス・スペインはいずれも無敗——イングランドはガーナ、パナマとそれぞれ0-0の引き分け、フランスもイラク、ノルウェーとの两試合いずれも無得点の引き分け、スペイン同样はサウジアラビア、ウルグアイとの两試合を0-0で制した。三強ともまだ失点はないが、いずれも相手の防線を崩せていない。

26人メンバー:攻撃はケイン頼み、守備はストーンズにかける

攻撃陣はケインとブカヨ・サカが中核を担い、マドゥエケ、ラッシュフォード、トニー、ゴードン、ワトキンスがローテーションを補完する。守備はダン・バーン、グエヒ、ストーンズ、コンサ、リース・ジェームズが主力の骨格を形成し、クァンサ、スペンス、リヴラメント、オライリーが厚みを提供する。中盤ではデクラン・ライスが絶対的な要となり、ジュード・ベリンガム、エリオット・アンダーソン、モーガン・ロジャース、エベレチ・エゼ、ジョーダン・ヘンダーソン、コビー・マイヌーらが前進と連携の役割を分担する。ゴールキーパーはジョーダン・ピックフォードが筆頭、ディーン・ヘンダーソンとジェームズ・トラフォードがバックアップを務める。

最大の衝撃:フォーデン、アーノルド、パーマーが一斉に落選

最終26人入りで最も大きなサプライズは、フィル・フォーデン、トレント・アレクサンダー=アーノルド、コール・パーマーの3選手がいずれも選外となったことだ。フォーデンとパーマーは今季クラブで目覚ましい活躍を見せ、アーノルドはイングランド守備陣の長期ローテーション候補でもあった。トゥヘル監督のこの判断は、中盤の創造力とサイドからのビルドアップをめぐる議論をいっそう大きくした。サカ、ケイン以外では、イングランドの攻撃の厚みはもともと限られており、高い得点力を持つ2人の攻撃的選手まで外すとなれば、ノックアウト戦で膠着した際の選択肢は明らかに狭まる。

歴史的重圧と優勝争いの現実

イングランドは1966年のホーム大会で優勝して以来、ワールドカップの頂点に立っていない。近60年で17回出場し、1990年と2018年に2度4位、さらに7回はベスト8で終えている。1974年、1978年、1994年の3大会では予選を突破できなかった。世間の予想では、イングランドは少なくとも準決勝進出は十分可能とみられるが、フランスやスペインの戦術体系の完成度に真っ向から渡り合うには、トゥヘル監督はノックアウト戦で得点への変換力と試合中の波乱をいかに抑えるかが課題となる。

人員面を見れば、イングランドにトップクラスの個は欠けない。ケインの決定力、サカの突破力、ライスの守備カバーは依然として強みだ。だが、予選リーグで2試合連続ドローしたことは、密集守備を崩す効率の低さを示している――トゥヘルは現有メンバーの中でいち早く得点の鍵を見つけなければ、優勝を狙うという言葉は現実味を欠いたままになるだろう。

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